原付免許取得記②
そもそも原付免許とは?
原付免許の正式名称は、「原動機付自転車免許」といいます。
総排気量50cc(定格出力0.60kW)以下の二輪のもの、「内閣総理大臣が指定する」50cc(0.60kW)以下の三輪のもの、またはこれら以外で20cc(0.25kW)以下の四輪以上のものを原動機付自転車といい、これらを運転する免許になります。
受験資格
原付免許には、受験資格があります。
①16歳以上の方。
②住所が東京都の方。(警視庁管内)
③視力が両眼で0.5以上であること。一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。
④過去に取消処分等(初心取消を除く)を受けた方は、受験前1年以内に取消処分者講習を受講し、かつ、欠格期間経過後でなければ受験できません。
②住所が東京都の方。とありますが、これは各自住んでる都道府県になります。
各自、住民票の所在地
例えば、
神奈川県なら神奈川県のの運転免許センター、
にて受験をすることになります。
東京都在住なのに、千葉県の運転免許センターで試験を受けるということは
原則できません。
各都道府県には、1箇所ないし2箇所以上の運転免許センターが設置されていますので、そこで受験することになります。
準備
手数料
原付免許試験を受ける際は、3,550円(受験料1,500円、免許証交付料2,050円)がかかります。試験に合格しないと、その都度受験料がかかります。
また、試験合格後は、別途原付講習受講料4,500円が必要となります。
ストレートに合格したとしても、8,050円かかります。試験に合格した上で原付講習は受けないということは出来ませせんので注意が必要です。
一生物の免許が8,050円だと考えれば、そこまで高いものではないと思います。
必要書類
1.本籍記載の住民票
2.本人確認書類
提示のみ
健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)、住民基本台帳カード、旅券(パスポート)、在留カード、特別永住者証明書
官公庁が法令の規定により交付した免許証、許可証又は資格証明書等の書類
官公庁がその職員に対して発行した身分を証明するに足りる文書
学生証、社員証等身分を証明するに足りるもの
3.申請用写真
縦3センチメートル×横2.4センチメートル(1枚)
無帽、正面、上三分身、無背景で申請前6か月以内に撮影
③へ続く…
原付免許取得記①
運転免許=車の免許
このようなイメージが皆さんあると思いますが、
実際には、以下の免許証のように多種類の運転免許が存在します。
今回は1日で免許取得が可能な、原付免許の取得体験記です。
経緯
当時高校生になった私(16歳)は、自転車での移動に嫌気が差していました。
坂の多い地域の為、少しの移動で息切れし、どうか改善しないかと日々考えながら新生活を送っていました。
そんなある日、母親に原付免許を取りに行ったらどうかと言われたのです。
私:「原付免許ってそもそも何歳から取れるの?」
母:「16歳から取れるわよ」
当時は無知で、原付免許は「なんとなく聞いたことがある」くらいの認識であり、車の免許と同様、18歳まで取得できないと思っていた為衝撃を受けます。
私:「これは取りに行くしかない!」
確信した私は、免許取得へと動き出します。